当社メトロポリタンギャラリーが展開するオリジナルブランド「ヌースクール(nuskool)」のジュートラグ「ナヤ(Naya)」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
ナヤはイギリスのテキスタイルデザイナー、エレノア・プリチャード氏との協業から生まれた、建築や暮らしの中に見られる線のリズムを表現したジュートラグです。
名称は日本語の「納屋」に由来し、下見板張りや波形トタン、竹の壁、縄のれんなど、建築や暮らしの中に見られる素朴な素材がつくり出す線や陰影を、角度の異なるストライプの面として再構成しています。
主材に採用したジュートは硬く加工が難しい素材ですが、本製品では山形県のラグメーカー「ほづみせんい」のタフティング技術によりラグに仕立てています。
また、デザイナーのスケッチに見られる手描きの線を再現するため、模様部分にはジュートとウールの撚糸を使用。ジュートを混ぜることで生まれる色の揺らぎが、線にかすれたような表情を与えています。
当社では今回の受賞を契機に、企業理念としている「暮らしを豊かにするモノを見つける、作る、伝える、残すこと」を実現すべく、より良質な商品開発、商品選定に努めてまいります。
受賞概要
受賞対象名:ナヤ
デザイナー:エレノア・プリチャード
デザイン年:2025年
ブランド:nuskool
材質:植物繊維(ジュート)、ウール
商品紹介ページ:https://metrocs.jp/special/naya/


グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
絵柄というものは人によって好みが分かれるため、デザインとして評価することにはある種の難しさが伴う。このラグも、地域に根ざしたヴァナキュラー建築から着想を得た、どちらかといえばポエティックで主観的な表現である。しかし、素材や技法の選択も相まって現代の住空間にすっと馴染み、むしろ柄があるからこそ暮らしに取り入れたくなるような魅力を持っている。特に、色糸と素材そのものの色を生かした糸を撚り合わせ、手描きの線が持つ掠れや揺らぎを表現した技法が巧みである。アナログな表現の味わいを工業的な生産の中に落とし込み、モチーフ、素材、技法が無理なく一つにつながっている。その佇まいには、暮らしの中に柄を取り入れることの楽しさを改めて感じさせる力がある。
▼グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/34967
2026年10月15日(木)~29日(木)にGOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1)において開催される、「グッドデザイン賞審査委員セレクション 私の選んだ一品 2026」の1期「日々を美しくするデザイン」にて展示いたします。
▼グッドデザイン賞審査委員セレクション 私の選んだ一品 2026
https://marunouchi.g-mark.org/exhibition.html#part02
グッドデザイン賞とは
1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。
https://www.g-mark.org

エレノア・プリチャード / Eleanor Pritchard [1971-]
インド、ベンガル―ル生まれ。歴史学の学士号を取得し、出版の仕事を経てアートカレッジでテキスタイルを学びました。現在はロンドンを拠点に、自身の織機を備えたスタジオでデザインとサンプリングを行いながら、イギリスの織物工場と協働して生産を行っています。建築や街並みに見られるパターンや色彩、ヴァナキュラー文化から着想を得て、伝統的なイギリスの織物を現代的に再解釈した作品を手がけています。

ヌースクール / nuskool
2019年に日本で設立されたインテリアブランドです。既存のモノの枠に捉われることなく、現代のデザイナーとの共創によって、未来のマスターピースを目指しています。モノの本質を重視したエシカルなモノづくりに取り組み、使い手と製品の価値を共有し、豊かな暮らしの文化を育むことを使命としています。
お問い合わせ
メトロクス 担当:福岡
TEL:03-5777-5866
E-mail:tokyo@metrocs.jp

